てくてく図鑑
善通寺 誕生院(西院)
ふどうみょうおうおよびにどうじぞう
解説
不動明王は密教の中心的存在である大日如来の化身として、教化しにくい衆生を憤怒の形相をもって仏法に導くほとけである。左手の羂索(捕縛用の縄)は迷える者をからめとり、右手の宝剣は煩悩や苦しみを断ち切り、背後の火炎はあらゆる罪障を焼き尽くすことを意味する。眷属として、向かって右に矜羯羅童子、向かって左に制吒迦童子が付き従う。 本像は、昭和58年(1983)に県外在住の篤信者の寄進により建立された。
指定区分
ー
構造
年代
所在地
香川県善通寺市善通寺町3-3-1