てくてく図鑑
善通寺市内
かんちいん
解説
もとは善通寺にあった49の子院(塔頭)のひとつ。弘法大師による大同2年(807)の創建と伝わり、中世までは「十善坊」と呼ばれていた。 現在の建物は、善通寺五重塔の建立にもたずさわった棟梁・大平平吉により、大正14年(1925)に再建されたもの。本尊・十一面観世音菩薩像(秘仏)は、大正8年(1919)に、高松藩主・松平公の御息女が庵を結んでいた寺院より移された。以来、特に女性の信仰が篤く、求児・安産・子育ての守護仏「子安観音」と呼ばれて親しまれている。
指定区分
ー
構造
年代
所在地
香川県善通寺市善通寺町3-3-1