てくてく図鑑
曼荼羅寺
ほんどう
解説
曼荼羅寺の本尊・金剛界大日如来像を安置する堂宇で、明治29年(1896)の建立。正面の向拝の虹梁には、襞襟を着けた西洋人の子供の彫刻がほどこされており、伝統的な寺院建築の中に近代的な洋風テイストが加味されている点が注目される。 智拳印を結ぶ金剛界大日如来像は、台座の銘文などから元禄16年(1703)に大阪の仏師・宮内法橋によって製作されたことがわかる。またその両脇には不動明王立像と毘沙門天立像を安置している。
指定区分
ー
構造
年代
明治時代・明治29年(1896)
所在地
香川県善通寺市吉原町1380-1