活動記錄
2019.11.24
●テーマ:勤王僧月照と善通寺 ●講師:明石 安哲(コラムニスト〈四国新聞 シニア編集室〉) ●概要:善通寺・牛額寺の失われた名作・月照像を探す取材の中から忘れられたドラマが蘇った。激動の幕末に僧侶でありながら尊王攘夷に命を賭けた勤王僧月照。その鮮烈な生き様は多くの志士に衝撃を与えた。特に錦江湾で一緒に入水自殺を図った西郷隆盛は月照によって運命を大きく変えたと言われる。そんな兄の後を継いで名刹清水寺の住職となった弟信海。二人は明治維新の功労者として名を残したが、讃岐出身という事実は長く伏せられた。それはなぜか。牛額寺に残された逸話を交えて情熱の勤王僧月照の足跡をたどる。