てくてく図鑑
善通寺 誕生院(西院)
みえいどうにしがわそうとう
解説
鎌倉時代に僧・道範によって書かれた『南海流浪記』によると、のちに誕生院が建立されることになるこの場所には「七重の石塔があった」と記されており、現存層塔がこれにあたる可能性がある。 屋根の軒下には組物を彫出しており、こうした型式は古代の石塔にみられるものである。誕生院建立以前の善通寺の歴史を考える上で、極めて貴重な遺品。
指定区分
市指定文化財
構造
ー
年代
平安時代
所在地
香川県善通寺市善通寺町3-3-1