てくてく図鑑
甲山寺
ほんどう
解説
甲山寺の本尊・薬師如来坐像を安置する堂宇で、享保12年(1727)の上棟。 薬師如来坐像は像高96cmで、頭体幹部を縦一材より彫出した一木造りの尊像であり、製作は平安時代・10~11世紀に遡る。同じく平安時代・12世紀に製作された木造地蔵菩薩立像や、室町時代のものとおもわれる智拳印を結ぶ金剛界大日如来坐像なども堂内に安置されている。 また、本堂のとなり、客殿の5室の襖には現代書家・岡本光平が大書した『飛白雲龍図』『般若心経曼荼羅』が奉納されている(通常非公開)。
指定区分
ー
構造
年代
江戸時代・享保12年(1727)
所在地
香川県善通寺市弘田町1765-1